
?養父母以外から真実を知り疑心暗鬼に悩んだり、話してくれなかったことへの不信感。
?永年、隠しておきたいと努力することの辛さ・苦しさ。等を挙げられた。
確かにこれらの点では、真実告知は早い方が「気楽にいこうぜ……までも」ではないが、サラリとした親子関係ができるのだろう。
燃し、特に養子縁組の場合など、実の親子になりたい・実の親と信じてスクスク育って欲しい、と願うのも心情であり、そのため真実告知が出来ない、また、出来るだけ遅くしたいと思うことも、また、親の心である。
私の場合は真実告知は親戚の人から受け、養父は自分の口から話さないまま亡くなってしまったが、多分、養父も話さなかったではなく、話せなかったのだろう。今になって、生存中に感謝の意を表しておけば良かったのに−と残念でならない。
実は、3人の子育ての中で心境の変化が生じた。それは上の子の場合、私自身がそうであったように、真実告知は成長するまで殴ってでも否定して隠し通す考えていた(実際には、その必要はなかった)が、中の子に対しては、先にも書いたように、私か
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